国宝巡りの記録

昭和43年発行の国宝事典(増補改訂版)を元に国宝を巡っていきます。

江田船山古墳出土品

【読み方】

えたふなやまこふんしゅつどひん

【見に行った日】

2024年1月20日

【見に行った場所】

東京国立博物館 平成館 考古展示室

【拝観料】

同日に観た特別展の前売券1900円で常設展も観れた。

【見学にかかった時間】

考古展示室全体で1時間

【鑑賞メモ】 

古墳時代5〜6世紀のもので、主に明治6年1月に発掘されたものと言われている。

【見たもの一覧】

●大刀

銀錯銘大刀(銀象嵌銘大刀)

十二弁の花形や馬の形を銀象嵌であらわし、刃の背に全体に渡って七十余字の象嵌銘がある。文字が書けるほど太い刀。最近,魚・水鳥の文様が検出された。銀象嵌とは、表面を掘って、銀線をはめ込み、文様、銘などを表す技法。

銀装素環頭大刀、竜文素環頭大刀 

環頭大刀とは、円環状の柄頭をもつ大刀。

●刀剣類

鉄鏃残欠、鉄鏃塊、鉄剣、鉄矛

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●銅鏡

画文帯対置式神獣鏡、画文帯環状乳神獣鏡、画像鏡、浮彫式獣帯鏡

●装身具

玉類、金鐶、金製耳飾、金銅製冠、金銅龍文帯金具、四獣鏡、

●甲冑類

衝角次冑、頸甲(あかべよろい)。

横矧板鋲留短甲、横矧板革綴短甲→ヤマト王権が製作と伝えられている。

●金製品残片

●刀装具

●馬具類

金銅製F字形鏡板付轡、素環鏡板付轡、輪鐙、辻金具、三環鈴、辻金具、金銅装吊金具残欠

●須恵器

蓋杯(ふたつき)、提瓶残欠