国宝巡りの記録

昭和43年発行の国宝事典(増補改訂版)を元に国宝を巡っていきます。

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この世が始まってからずっと、この国の天皇(帝)は六十代以上にわたって続いておられましたが、その長い歴史の事情をすべて書き尽くすことなど到底できません。ですので、身近な時代のみを書き記すことにいたしましょう。2026/10/16

さて、その最近の時代の中に「宇多の帝」とお申し上げる天皇がいらっしゃいました。其の帝のお子様方が大勢いらっしゃった中で、第一皇子で「敦仁(あつぎみ)」とお申し上げした方が帝の位にお就きになったのは「醍醐の聖帝(ひじりのみかど)」とお申し上げして、世間では、天下の素晴らしい手本として引き合いに出し申し上げる方のようです。2026/10/17

醍醐天皇は帝の位にお就きになってから、三十三年もの長い間世をお治めになりましたが、そのお側に多くの女御たちがお仕えなさっていたので、そのお妃たちとの間に皇子が十六人、皇女も大勢いらっしゃいました。2026/10/18

​その当時の太政大臣で「基経の大臣」とお申し上げしたお方は、宇多天皇の治世のときにお亡くなりになりました。その基経の実父である「中納言長良」とお申し上げしたお方は、死後に太政大臣の官位を贈られた贈太政大臣冬嗣公の長男でいらっしゃいました。2026/10/19

​この長良公ご自身も後になって贈太政大臣とお申し上げしたのでした。基経の大臣は、この長良公の三男でいらっしゃいました。​その基経の大臣がお亡くなりになって、贈られた御諡(おくりな)は昭宣公(しょうせんこう)とお申し上げしました。2026/10/20

その基経の大臣には、ご子息が四人いらっしゃいました。​長男は「時平」とお申し上げしました。左大臣にまでおなりになって、三十九歳でお亡くなりになってしまいました。2026/10/21

大善寺ハイキング

※国宝事典の写真です。

2025年8月最初の週末。※今年の26年ではなく去年の8月のことです。
山梨の山奥の旅館に泊まり込みでライブを観に
行く用事があり、8/2土曜日に山梨に来た 。今回宿泊する旅館から約10kmの場所に国宝のお寺である清白寺があり、旅館に向かう前に見学に行った。

前回の記事です。見学後は歩いたり少し走ったりして宿まで向かった。そして翌8/3日曜日 。8時半から楽しみな朝食を頂いた 。f:id:sakuhirose:20261006001249j:image午前10時になり、解散の時間。

f:id:sakuhirose:20261006224951j:imageとても楽しかったな。 

「ファンクラブの集い」
(ファンクラブなんて無いのに🤣)f:id:sakuhirose:20261006225211j:image今日は帰る前に山梨の国宝のお寺をもうひとつ観に行く 。

解散後、宿の近くのとても本数の少ないバスで山梨市駅に向かい、そこから更に電車を待ち、12時頃発の東京方面行きのに乗車。約10分電車に乗り、「勝沼ぶどう郷駅」で下車した。
今日もとても暑い🥵
昨日はひとりで歩いたけれど、今日は夫と一緒
にぶどう畑が広がる盆地のアップダウンを歩いて行く。

Googleマップを見ながら進んでいたが、景色やぶどう畑を堪能するため、所々遠回りしながら炎天下の中を歩いた。

駅から約40分歩くと、国道20号線に出た。お寺が見えてきた!12時50分頃に緑に囲まれたお寺の境内に着いた。

受付で料金を払い、早速本堂へ向けて長い階段を登っていく。

階段の途中で撮影した時間も含め約3〜4分くらいかけて登っていくと、本堂が見えてきた!着いた〜🥁まずは木陰のベンチに座り小休憩。早速本堂に行きたいところだけど、階段を登っているときから気になっていた場所があった。階段の上の、窓のある建物。ベンチを離れ見てみると、自由に入れる入口があったので上がってみた。窓から登ってきた階段の方を眺める。ほうほう、中々良い場所。椅子があり、休憩できる場所のようだった。しかし冷房があるわけではなく、真夏だとここにいても暑いだけだけれど、涼しい春や秋の紅葉なんかにのんびり景色を眺めるのもいいのかもしれないなと思った。

その建物から出て、いよいよ本堂へ。このお寺はTBSドラマ「逃げ恥」のロケ地になった場所。楽しみながらじっくり見学し、本堂を後にした。

帰りに階段下の参拝受付のある建物に戻り、そこで売られているぶどうジュースを注文。料金は300円だった。(2025/8/3時点)建物の中で飲めるらしく上がらせて頂いた。

廊下を進むと、お庭が眺められる開放感のある広い和室があった。そこも逃げ恥でのシーンに使われていた場所で、夫のスマホでそのシーンを見比べながら登場人物たちが座っていたのと同じ位置に座った。なんだか良い旅館に来たような気分でゆったりその雰囲気を味わっていると、ジュースが届けられた。冷たくてとても美味しい。※何故写真を撮っていなかったのか悔やまれる。

昨日山梨に来てからずっとぶどう畑ばかり見ていたのでぶどうが食べたかったのだが、このぶどうジュースを飲んだことで少し気持ちが満たされた。あとジュースに添えられていた手作りの干し
葡萄が絶品 !もうここに来ることが無いかもしれないじぶんにとって幻の食べものみたいな美味しさだった。

ジュースを飲み終わり、14時前にお寺を後にした。見学とジュース休憩を合わせて約1時間お寺にいた。帰りも駅まで歩いて戻る。

このような急な坂道をてくてく登っていく。名残惜しくて何度かお寺を振り返った。さよならお寺。

同時に、ここまで登ってきた坂道を眺めた。かなり急である。 

何とか坂を登り切ると、とても良い景色が広がった。相変わらず暑いことは暑いけれど、風があったため、こういう眺めの良い場所では良い風が吹いた。

ぶどう畑に囲まれた道を歩いていく。
この辺りはワイン用と思われる小さめで硬そうなぶどうがたくさんなっていたのだけど、美味しそうなぶどうが現れ、思わずパチリ。f:id:sakuhirose:20261012135505j:image帰りは行きよりそんなに暑さに苦しむことなく勝沼ぶどう郷駅に着いた〜🥁f:id:sakuhirose:20261014143047j:image往復で5.87km歩いた。

駅に入った途端、雷が鳴り出し、ホームに上がると突然、滅多に経験したことの無いような土砂降りの雨が。
立っていられず階段の低めの壁に隠れるように座ったり、待合室の中は人でいっぱいだったので外側の壁に避難するくらいの雨だった。
しかしその雨により、さーっと暑さも和らいだ。

そろそろ電車が来るかな、というときに到着したのはf:id:sakuhirose:20261014143257j:image長野駅行きの電車!ここから長野駅までかなり遠いのに珍しい。あとは帰るだけだと思っていたのに、帰りの電車と逆方向へ向かう電車を前に、旅の終わりを感じ切なくなる。明日は月曜日なので仕事があり、日常に戻ることになる。

「長野」行き。

思わずこの電車に乗りたくなったけれど、乗らずに都内方面に向かう電車を待った。 

清白寺を見に行く

2025/8/2土曜日に(※今年ではなく去年の8月です)山梨の旅館で泊まり込みで行われるとあるライブを観に行くことになった。

ライブの予約をしたときに真っ先に気になったこと。それは、近くに国宝あるかな…。

調べてみたところ、あった!今回宿泊する旅館から約10kmの場所に国宝のお寺があり、中央線の東山梨駅の近くに位置していた。ちょうど良い!初日はそのお寺に行ってから旅館に向かうことにした。

そして8/2当日の朝。自宅最寄り駅から電車に乗り、乗り換え駅の京王線の高尾駅で降りると、もあっとしていて、近頃体験したことの無い暑さ。高尾でこれということは山梨は…。

JR中央線に乗り換え、12時半頃に東山梨駅に初めて降り立った。

今まで体験したことのないような暑さ🥵駅から出ただけで既に汗をにじませながら支度を整え、駅から歩いて約10分のところにあるお寺に向けてスタート。

少し歩くと、むむむっ!

ぶどう畑や

桃畑が広がるエリアになった。山梨に来たって感じがするっ!

ぶどう、もも!ぶどう、ぶどう!精神年齢6歳のおばさんになりながらスマホを片手に道を歩き、いよいよ清白寺の前に到着。

のどかな写真なのだけど、歩き出してまだ数分の時点で「本体が高温すぎるのであと1秒でアプリを終了します」の警告画面が出るくらいとても暑い中、参道に入って行く。

夏って感じがする!

果樹畑に囲まれたまっすぐな道を歩き、門に到着。

門をくぐると、

仏殿に到着!

偶々誰もいなくて、静かな場所だった。

このお寺を見た後はいよいよ宿に向かう。自分は元々フルマラソンを何度か走っている市民ランナーであり、知らない道を歩いたり走ったりすることが好きなので、今回も約10kmの道をバスに乗らずに歩いて向かうことにしている。暑すぎるので今日はさすがに走ることはしない。

スマホで宿までの地図を見ると、行きとは別の出口が表示されていた。※こちらはGoogleマップです。

f:id:sakuhirose:20260921223807j:image地図に沿って、存在感のある大きな建物でさっきから気になっていた、庫裏(くり)へ回った。

f:id:sakuhirose:20260920224807j:image庫裏とは僧侶の住居兼台所のこと。

こちらの建物は江戸時代中期に再建された国の重要文化財とのこと。とても立派な建物だった。

観終えると、引き続き地図に沿って行きと異なる道へ進む。

のどかな景色を眺めながらお寺を後にした。

さて、ここからは宿に向かう。その前に、山梨に着いてからまだ昼食を摂っておらず、宿に向かう途中にある、この先にスーパーやコンビニは無い、というギリギリの地点のコンビニかスーパーをまずは目指して歩く。何故ギリギリの地点なのかと言うと、宿で飲むジュースやお酒も買いたいからだ。この暑さの中で重いものを持つ時間を少しでも短くしたかった。

JRの線路を渡る大きな橋の上から、一面の果物畑を眺めた。壮大な景色。

f:id:sakuhirose:20260921114635j:image橋を渡り、引き続きぶどうや桃畑が続くまーっすぐな道を歩いて行く。何だかもう、ぶどうばかり見すぎてぶどうが食べたくなってきた。

少し進むと、JAの温度計が見えてきた。時刻は13時48分。温度は、(薄くて見づらくてすみません)

f:id:sakuhirose:20260921214104j:image40℃!!!

こんな中を走っていなくて本当によかった。走ることに慣れているからこそこんな炎天下であっても走っているよりはマシだなと思うことができ、そんなに辛く感じずに歩き続けることができた。

14時半近くにスーパーに到着。地図を見る限り、この先、宿までの道のりに食べものが買えるようなお店は無い。この辺りは住宅街なのに、今のじぶんにとって命綱のようなお店なのだった。

中に入るとこじんまりとしていて、照明が控えめの田舎のスーパーという感じで何だか落ち着く。パンやお菓子等の食べものや、お酒も含めたくさんの飲み物を購入し、買ったサンドイッチ等をお店の前の日陰のベンチで少し食べた。とっても美味しくて満足!ここから宿まで残り約6.5km。良い休憩になったわい。

買った飲みものや残りの食べものを背負っているザックに入れ、再び出発。

登り基調の道になってくると、さっきまでの暑さが少し和らいできた。この辺りでの時刻は15時11分。

しだいに更に緑豊かな道になってきた。

f:id:sakuhirose:20260921214438j:image絶景の中を歩いて行く。

f:id:sakuhirose:20260921214441j:imageかなり急な登り坂が現れるようになり、市民ランナーの端くれとして登り坂を走って登ろうとしてみたけれど、夏の間ほとんど走れておらず脚力が衰えていて中々厳しかった。でも歩くだけでも良いトレーニングになった。

f:id:sakuhirose:20260921214448j:imageここからだと下界に思える町中からの長い道のりを歩き、16時頃に今日の宿に到着!

f:id:sakuhirose:20260921214450j:image着いた〜。東山梨駅から清白寺までと、清白寺から宿までの合計で、11.25kmも歩いていた。とても楽しかった。

宿の前で待ってくれていた夫と合流し、受付を済ませ部屋に入ると、部屋のすぐ横が川!

f:id:sakuhirose:20260921215312j:image川の水が流れる音がして、とても良い雰囲気。

f:id:sakuhirose:20260921215311j:imageそれに他の部屋の人たちの声があまり聞こえてこない離れのような部屋だったので、気持ちも落ち着く。こういう部屋に泊まってみたかったのでとてもテンションアップ!

お風呂に入り、食事&ライブの開始時間まで部屋でのんびりくつろいだ。夕暮れになると、川のせせらぎの音と共に大量のヒグラシの音が。窓を網戸にして夏の夕暮れの音を聴いていた。

夜になり、夕食とライブの時間になった。

まずはみんなで夕食。食べられないものを夫とお互いに交換しながら宿の夕食を頂いた。山菜の天ぷらやすき焼きがとても美味しかった。

夕食が終わると、今日のメインイベントである楽しみなライブが始まった!

f:id:sakuhirose:20260921215845j:image元たまの石川浩司さんと、富山県のシンガーソングライターの大谷氏のホルモン鉄道というおじさんユニット+鍵盤のサポートメンバーのとっちゃんさんという大谷氏の奥様のライブ!とても楽しい時間だった。

今回のライブが山梨のここの旅館で行われなかったら、清白寺に行こうと思える機会は中々訪れなかった。とても有意義で楽しい土曜日を過ごせてよかった。

 

翌日8/3は山梨の別の国宝を観に行きました。

大善寺本堂

【読み方】だいぜんじほんどう
【観に行った日】2025年8月3日
【観に行った場所】山梨県甲州市勝沼町
【拝観料】500円
【見学にかかった時間】本堂のみで約10分。お寺の見学時間は休憩した時間も含め1時間。
【鑑賞メモ】
大善寺は、ぶどうの産地である勝沼町にある真言宗の寺。ぶどうを手にした薬師如来像をまつることから、「ぶどう寺」の愛称で親しまれている。

奈良時代の718年、飛鳥時代から奈良時代にかけて活動した高僧である行基(ぎょうき:668-749)による開創と伝わる。高僧とは、仏教の教え(仏法)によく通じ、道徳や徳が非常に高い僧侶、あるいは位の高い僧侶のこと。開創とは、新しく何かをひらき始めること。

国宝である本殿は北東隅と北西隅の柱にそれぞれ「弘安九(鎌倉時代の1286年)参月十六日」の刻銘があり、この頃に建てられたとみられ、関東周辺で最も古い木造建造物である。

本堂に本尊である木造薬師如来像、及び両脇侍像(日光菩薩像、月光菩薩像)を安置している。平安時代初期の制作で、三像ともにサクラ材の一木造である。一木造(いちぼくづくり)とは、1本の木材から仏像の主要な部分を彫り出す、日本の古い木彫り技法のこと。秘仏として厨子の中に納められており、5年に1度御開帳される。厨子(ずし)とは、仏像等を安置する、両開きの扉がついた小さな戸棚や箱のこと。厨子は建立当初の作でなく室町時代の1473年に造り直されたものであるといわれている。

室町時代や江戸時代初期等を中心に何度か建物の改修、修理が行われたが、昭和29年の根本的な大解体修理の際、後世変更の箇所が元の形態に戻された。その翌年、厨子と共に国宝となった。

本堂の屋根は檜の樹皮を重ねて作られた檜皮葺き(ひわだぶき)の寄棟造(よせむねづくり)となっている。寄棟造とは、屋根の面が4つの方向へ傾斜している建築の形式。屋根の最上部に水平な大棟(おおむね)があり、そこから四隅へ向かって屋根面が広がる。大善寺本堂の大棟は極めて短くなっている。
※国宝事典の画像です。

堂内は外陣と内陣に明確に区切られており、鎌倉時代の典型的な密教本堂の形式をよく示している。奥にある内陣(ないじん)とは本尊をまつる神聖な場所、手前の外陣(げじん)は一般参詣者が座ってお参りする場所を指す。

内外陣の境には格子戸及び菱欄間をもって厳格な区画を設けている。格子(こうし)とは、縦の線と横の線が規則正しく等間隔に交差して、碁盤の目のようになっている状態のこと。欄間(らんま)は、採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設けられる部分のこと。鴨居(かもい)は、襖や障子などの建具をはめ込む枠のうち上部にあたる部材のこと。
伝統的な和様の手法による和様建築の重要な遺構である。

【鑑賞の記録】
8/3、12時頃にJR「勝沼ぶどう郷駅」で下車。
今日もとても暑い🥵
夫と一緒にぶどう畑が広がる盆地のアップダウンを歩いて行く。

Googleマップを見ながら進んでいたが、景色やぶどう畑を堪能するため、所々遠回りしながら炎天下の中を歩いた。

駅から約40分歩くと、国道20号線に出た。
お寺が見えてきた!

12時50分に緑に囲まれたお寺の境内に着いた〜🥁


受付で料金を払い、早速本堂へ向けて長い階段を登っていく。


階段の途中で撮影した時間も含め約3〜4分くらいかけて登っていくと、本堂が見えてきた!

着いた〜🥁

本堂の中に上がると、参拝客はじぶん達の他に2人くらいだった。スタッフの方の誘導で並べてある椅子に座り、本堂の説明を聞かせて頂いた。
その後、立ち入れる範囲内で自由に内部を鑑賞。
ほうほう、詳しいことは分からないけれど国宝の本堂はスゴいな、と目に映るものをじっくり脳に焼き付けるように眺めた。
そして、ここに来たもうひとつの目的であるこちらを発見!

ここはドラマ「逃げ恥」に登場したお寺。座布団に自由に座ることができ、ドラマをまともに観ていないじぶんもみくりのところに座らせてもらった。なんだかみくり気分になれて嬉しかった。

本堂を出ると、大の逃げ恥ファンである夫からスマホでこのお寺が映っているシーンを見せてもらった。それと目の前の本堂を見比べる。

ほほう、ここに星野源や結衣ちゃんがいる!
階段を下るときも結衣ちゃん達が階段を上っているシーンと見比べてここだ!と笑いながら本堂を後にした。
国宝巡りでありつつも、聖地(ロケ地)巡礼にもなり、楽しく過ごせてよかった。

帰りも徒歩で勝沼ぶどう郷駅に戻る。お寺を後にし、行きでは下ったこういう坂道をてくてく登って行く。

さよなら、お寺。

何度か振り返ってはだんだん離れていくお寺と

登ってきた坂道を眺めていたけれど、坂を登り終えると、行きで通った道を景色を眺めながら駅へ向かった。行きは炎天下だったけれど、帰りは少し暑さが和らいでいた。

2026/8/22

以前の記事の投稿から1ヶ月経った。今も国宝巡りのブログをコツコツ書き進めている。

全然忙しいわけではないのです。以前は仕事に行きながら1記事を1〜2日で書いていたけれど、最近は諸事情により働かず家にいるのに集中力が無くなり、執筆にかなりの日数がかかるようになってしまった。「X」で「記事をいつ書き終わるのか日記」もつけているほどです。※読まなくて良いです。

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誰にも読まれなくてもいいのだ。寝る前にコツコツとやるゲームみたいに毎日少〜しずつ書き進めています。次の記事は長くみて、あと1週間以内には投稿予定。

最近も上野に国宝を見に行きました。素晴らしかったのでもう一度行こうと思っています。その記事を書けるのはいつになるんだろう。

国宝の勉強はとても楽しい。

清白寺仏殿

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【読み方】せいはくじぶつでん

【観に行った日】2025年8月2日

【観に行った場所】山梨市西後屋敷村清白寺

【拝観料】無料

【見学にかかった時間】参道入口から歩いた時間も含め約25分

【鑑賞メモ】清白寺は、足利尊氏が鎌倉時代末期の1333年に創立したと伝えられる臨済宗の寺院。臨済宗とは、鎌倉時代に中国から日本に伝わった禅宗の一つ。

1917(大正6)年の解体修理の際に組物(木造の建物において、屋根を支えるために柱頭に設ける部材の一群)から発見された墨書銘(ぼくしょめい)によってこの仏殿は室町時代の1415年の建立であることが判明した。

ヒノキの皮を重ね合わせた桧皮葺(ひわだぶき)屋根の入母屋造。入母屋造とは、上部は切妻造(左右の2方向に傾斜する、三角形のシンプルな屋根形状)、下部は寄棟造(前後左右四方向へ傾斜面が下りている屋根形状)を組み合わせた屋根の構造のこと。

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身舎(もや:日本建築における建物の中心となる最も重要な本体部分)の周囲に裳階(もこし)を付けた形式で、同様の形式で建築された仏殿の中で最小規模にまとめられている。裳階(もこし)とは、仏堂、天守等の軒下壁面に付いた庇(ひさし)状の構造物。

軒下(のきした)とは屋根が外壁よりも外側に突き出ている部分(軒)の下にある空間のこと。建物を実際より多層に見せることで外観の優美さを際立たせる効果があるため、特に寺院建築で好んで裳階が利用された。

組物が簡素で天井が1面の鏡天井になっているなど,時代が下ると共に内部空間の構成に和様で行われた技法が取り入れられており、禅宗仏殿の時代による変化を知る上で貴重な遺構であるとされている。鏡天井とは、板を鏡のように平面に並べて張った簡素で格式の高い天井のこと。

又、鎌倉から室町時代は各地に仏教建築の主な様式のひとつである唐様(禅宗様)建築の禅宗寺院が盛んに建立されたがその後衰退したため、創建時の遺構を今に伝えている数少ない遺構としても価値の高いものであるとされる。

【鑑賞の記録】

8/3。高尾駅で中央線に乗り換え、12時半頃に東山梨駅に到着。

f:id:sakuhirose:20260714162206j:image今まで体験したことのないような暑さ🥵

歩く支度を整え、駅から歩いて約10分のところにあるお寺に向けてスタート。

少し歩くと、むむむっ!

f:id:sakuhirose:20260714162423j:imageぶどう畑や

桃畑が広がるエリアになった。山梨に来たって感じかするっ!

ぶどう、もも!ぶどう、ぶどう!精神年齢6歳のおばさんになりながら道を歩き、いよいよお寺の前に到着。

f:id:sakuhirose:20260714162856j:imageのどかな写真なのだけど、歩き出してまだ数分の時点で「本体が高温すぎるのであと1秒でアプリを終了します」の警告画面が出るくらいとても暑い中、参道に入って行く。夏って感じがする!

f:id:sakuhirose:20260714173517j:image果物畑に囲まれたまっすぐな道を歩き、門に到着。

f:id:sakuhirose:20260714210648j:image門をくぐると(見ての通りくぐらなくてもいいのだが)、

仏殿に到着!偶々誰もおらず、静かな場所だった。

f:id:sakuhirose:20260715155044j:image建物をじっくり観ながら一周し、国宝建築を堪能。

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f:id:sakuhirose:20260715211746j:imageとは言っても基本的に前情報を入れないで行くので、詳しいことはわからない。けれど、深呼吸をしながらじっくり眺めていく。

こじんまりとしているけれど、とても歴史のある重厚な建物だと思った。

建物の側面(正面の横)に扉があり、

窓から覗いてみた。(ごめんなさいっ!)何があるか分からなかったけれど、スゴいものがあるんだろうな、と暗闇の中に思いを馳せた。

一周を終え、再び正面へ。

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f:id:sakuhirose:20260715212852j:image偶々他の見学者の方が誰もいなかったということもあり、落ち着いてじっくり観られてよかった。できればいつか、仏殿の中も見てみたい。

九州へ国宝と梅を観に行く 〜後編〜

こちらの記事の続きです。常設展に早速入ってみると、映像が流れている部屋があった。博物館にはそういう場所がよくあるけれど、そこには椅子は無く、立って観る場所のようだった。目に飛び込んできた映像に惹かれ、中に入ってみた。何これスゴい!!

※こちらはきゅーはくのHPからの画像です。

f:id:sakuhirose:20260610173521j:image本当にタイムスリップしたかのような臨場感。画面が動くとじぶんも動いているかのような錯覚を起こすときもあった。万博みたいな大きな博覧会にこういうのありそう!

ここ太宰府には奈良・平安時代に九州の政治外交の中心を担った地方最大の役所「大宰府」が置かれていたらしい。天満宮だけの町じゃなかったのか〜。とても勉強になったわい。それに短い時間だけど、かつて存在していた「大宰府」へのタイムトリップはとても楽しかった。

観終わると展示室に入り、展示物をくまなく観て回った。午前中に行った福岡市博物館もそうだったように、こちらの博物館も縄文時代に九州で発掘された考古物をはじめとして様々な時代の貴重なものが展示されていた。正直、国宝展よりもとても見応えがあるわい。ありがたやありがたや…

福岡には国宝を観に来たつもりだったので、2ヶ所で縄文時代の出土物から順を追って見ていくことになるとは正直思いもしていなかったのだけど、九州で出土や発見されたというだけで旅情が深まるわい。

時代毎に展示されている様々なコーナーの途中に、有名な人のコレクションの部屋があった。美術館や博物館でよくある◯◯コレクションというもの。そこで見つけたこちらが何だかとても良いと思った!

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f:id:sakuhirose:20260611173106j:image常設展にも特別展で展示されていた沖ノ島の出土品の一部が展示されていた。

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f:id:sakuhirose:20260611173449j:imageほうほう、とじっくり眺める。

鑑賞の途中で寄った休憩スペース。緑に癒された。

f:id:sakuhirose:20260611173644j:image全ての展示物を観終わり、最後に再び「太宰府タイムトリップ」の映像を観に行った。何度観ても何だかスゴい!それを観ながら、頭の片隅であることを思い始める。

全ての展示物を観終わり、出口に向かう。何だかとても良いところだったな。

f:id:sakuhirose:20260611173950j:imageありがとうよ、きゅーはく!来てよかったわい。

f:id:sakuhirose:20260612224523j:image博物館を後にし、案内の矢印に沿っていよいよ太宰府天満宮へ向かった。

やっぱり行きで来た道とは違っていて、きちんとした通路になっていてエスカレーターもあった。でも行きであの緑の多い昔ながらの道を通れてよかったわい。

f:id:sakuhirose:20260613151932j:image長い階段を降り、外に出た。いよいよ念願のあの場所へ向かう。スマホで地図を調べた。

f:id:sakuhirose:20260614175635j:image近っ!徒歩2分!何だかドキドキしてきたよう。

地図を見ながら向かっている途中、気になっていた「梅ヶ枝餅」を売っているお店があったので1個購入。できたての熱々だった。ベンチに座って食べることにした。

f:id:sakuhirose:20260614180400j:imageぱくっ。

f:id:sakuhirose:20260614184012j:imageカリッとしていて美味しかった。食べ終えて少し歩くと、あった〜。

f:id:sakuhirose:20260615223945j:imageまさかじぶんがここにいるなんて。

f:id:sakuhirose:20260616111817j:imageいっくん梅はとても眺めの良い場所に立っていた。

f:id:sakuhirose:20260616112516j:imageここに来れてよかったよう。

f:id:sakuhirose:20260616112755j:image梅を後にし、その先へ向かった。

ここは去年のお祭りでいっくんが新宝島を歌って踊っていた場所かしら。

f:id:sakuhirose:20260616115647j:image更に神社の奥へと進んだ。

f:id:sakuhirose:20260616205746j:image炎天下を懸念していたのだけど、少し曇っていて風が吹いていて、思っていたより快適な天気だった。

門をくぐると、変わった本殿!今まで太宰府天満宮の本殿を写真や映像等で全く見たことが無かったのだけど、草や木に覆われた、予想外の小さな建物だった。外国からたくさん人が来るくらいだし、名前も全国的に知られているし、もっと立派な、ある意味、ありきたりな大きな神社らしい建物なのかと思っていた。

意外な展開!なぜこういう形なんだろう。と由緒が気になり出したところで「本殿改修中」の案内板が。そうか、そうだよね。本殿かと思ったこちらは仮本殿らしい。

f:id:sakuhirose:20260616230600j:imageもしこれが本当に本殿だったら、今後は年イチで通うレベルの出会いだったのにな。

仮本殿の裏側の方へ行ってみると、確かに本殿に工事中の囲いがしてあった。ここから遥か遠くの地域に住んでいるよそ者のじぶんからすると、本殿が工事中なのになぜこんなに海外から観に来ている人が多いんだろうと謎は深まる…

本殿のエリアを後にし、最後に再びいっくん梅に寄ってから帰ることにした。

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f:id:sakuhirose:20260616231644j:imageさよなら。ここに来ることができてよかった。

時間は15時50分。このあとに行くところは決めていた。先ほどきゅーはくで観た「太宰府タイムトリップ」という映像で、ここ太宰府に、かつて九州の政治外交の中心地だった政庁(官庁)跡が残されていることを知った。奈良の平城京みたいな場所かな🤔その場所は、当初歩いて向かおうとしていた国宝の梵鐘があるお寺の先にあることがわかった。

f:id:sakuhirose:20260616232910j:image今回の旅の最後に政庁跡を見に行く。それにより当初予定していた通り、帰りは都府楼前駅から電車に乗れることになる。

天満宮を後にし、政庁跡に向けて歩き出した。初めて来た町の道を歩くのはとても楽しい。ここは福岡県太宰府市。じぶんにとって飛行機に乗らないと来れない場所。そもそも今回の国宝展が無ければ一生来ることも無かった、遥か遠くの九州の町。今じぶんはそこにいる。朝の飛行機に乗って午前中に福岡に到着。福岡市と太宰府市の博物館を中心に観光し、今夜の飛行機で帰り、明日は普段通り仕事に行く。忙しないスケジュールに思えるけれど、趣味のフルマラソンの遠征のときは例えば日曜日に奈良マラソンを走ったその日に新幹線で帰宅し、翌朝普通に出勤する、ということを何度も行ってきたし、それに比べたら全然マシ。今回はマラソン走ってないし。それに当たり前のことだけど、飛行機は早いので、新幹線で遠くまで行くのと時間的にも感覚的にもそんなに変わらないと思った。極端な話だけど、熱海から浜松まで普通電車で行くよりも成田から福岡までの飛行機のほうが早い!非日常と日常は今やとてもとても近くなっているんだな、と思いながらまーっすぐな道を歩いた。右横を向くと山の連なりがあり爽やかな気持ちになれた。しばらく進み、到着。

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f:id:sakuhirose:20260616233445j:imageこの図と、きゅーはくで観た映像を思い浮かべながら、目の前の景色を眺めた。

f:id:sakuhirose:20260617173902j:imageかつてこの辺りに立派な門があった。

f:id:sakuhirose:20260617174027j:imageここに奈良・平安時代、九州の政治外交の中心を担っていた地方最大の役所「大宰府」があった。きゅーはくで今日初めて知った場所なのだけど、ここに来れてよかったわい。本来の目的だった国宝巡りとは異なるけれど、国宝だけが全てではないという当たり前のことを改めて認識した時間だった。とても勉強になったわい。

f:id:sakuhirose:20260617174358j:image近くにベンチがあったので座った。スマホで今まで撮った写真を見返したり、夫にメールを送ったりの操作をしつつ顔を上げるたびに

f:id:sakuhirose:20260617174614j:imageとてものどかな緑の風景が広がっていた。

f:id:sakuhirose:20260618170530j:image名残惜しいけれど、空港に戻ることにした。

電車で空港の駅に到着。駅の改札を出てすぐのコンビニで、九州にしか売っていないと思われる「マンハッタン」というチュロスみたいなパンと「からつバーガー」と、あとはどこでも売っていそうな具のおにぎりを購入。

保安検査を済ませ、搭乗エリアに入った。色んな飲食店や売店があり、美味しそうな明太子の定食のお店に入ろうかと思ったけれど食べものを買ったばかりなのでやめておいた。

搭乗口の近くのベンチに座り、まだまだ時間があるのでまずは「マンハッタン」を食べてみた。ぱくっ。美味しい!

もっと甘いのかと思っていたのだけど、そんなに甘くない固めのドーナッツで、とても好きな味と食感!※こちらはメーカーのHPの画像です。

f:id:sakuhirose:20260618173028j:image硬めのそんなに甘くないドーナッツが好きな人にオススメしたい一品です!←なぜ突然じぶんは食べもの紹介を始めているのか。

さっき通り過ぎた売店にも「マンハッタン」が売られていた。菓子パンなので賞味期限は長くないけれど、これは明日も明後日もその次の日も食べたいっ!冷蔵しておけば少しくらい賞味期限が切れても大丈夫なはず。たくさん買いに行くことにした。来た道を戻ると、あったあった!手に取ろうとした瞬間。げっっ!!!

コンビニでは150円くらいだったのに240円くらいに値段が跳ね上がっている。ここは空港…食べものの値段が高くなる場所。何だか何だかで…買わないことにした。

ベンチに戻り、からつバーガーも食べた。唐津で有名みたい。中々美味しかった。それとおにぎりも食べた。何だかアイスも食べたいしコーヒーも飲みたい。

行きはスムーズに福岡に着いたけれど、帰りは天候等の事情による飛行機の遅れにより到着が遅れ、うまくいけぱ22時半頃までには帰宅できるはずだったのだけど、帰宅できたのは深夜近くになった。夫が割引きの唐揚げとおはぎを買ってきてくれていてそれらを食べて深夜1時頃に眠りについた。

そして翌朝。前日は朝早かったし昨夜も5時間くらいしか寝られず寝不足気味だったのだけど、昨今では珍しく、とてもスッキリとした気分で起きられた。充実した休日を過ごせてよかったわい。

〜完〜