国宝巡りの記録

昭和43年発行の国宝事典(増補改訂版)を元に国宝を巡っていきます。

金銅墨床、水注、匙(法隆寺献納)

【読み方】

こんどうぼくしょう、すいちゅう、さじ(ひ)

【見に行った日】

2024年1月20日

【見に行った場所】

東京国立博物館 法隆寺宝物館

【拝観料】

同日に観た特別展の前売券1900円で常設展も観れた。

【見学にかかった時間】

宝物館のみで約24分

【ひとこと】 

墨床とは、磨りかけの墨をのせておく台。墨台。

水注とは水をつぎ足すための道具。

匙とは水などをすくうための道具。

どれも金銅製。

聖徳太子法華義疏を御執筆の際に御使用になった品々であると伝承され、明治初年まで法隆寺に大切に保管されていた。奈良時代の特色を豊かに示す希有の珍宝。