国宝巡りの記録

昭和43年発行の国宝事典(増補改訂版)を元に国宝を巡っていきます。

鋳銅刻画蔵王権現像(総持寺)

【読み方】ちゅうどうこくがざおうごんげんぞう

【見に行った日】2024年3月24日

【見に行った場所】東京国立博物館 本館

【拝観料】同日に観た特別展「中尊寺金色堂」の前売のペア券(購入は2枚単位)1枚1300円で常設展も鑑賞。

【見学にかかった時間】

本館常設展の2階のいくつかの国宝のみをまわり約20分。全てをじっくり見ると2階だけでも1時間くらいかかると思われる。

【鑑賞メモ】

大きな鋳銅板面に、蔵王権現とその従者等が線刻されている。蔵王権現とは、日本独自の山嶽仏教である修験道の本尊。インドに起源を持たない日本独自の仏。

背面には平安時代の長保三年(1001)に制作されたことが刻されている。又、周縁上には明治38年総持寺に寄進されたことが追刻されている。